ある晴れた昼下がりのレッスンでの一コマです。
落ち際に左に曲がっていくこの弾道を治していただけませんか?
この弾道のことをドローボールっていうんですが、どうもご自身のお気に入りの弾道ではないんです。
後方からスイングを拝見させていただいても、ドローボールが出る気配すらないんですが、落ち際から左に曲がっていくんです。
どちらかと言えば、フェードボールでしょ!って感じの
ザ・フェードボールスイング
なんです。
しかし、次のポジションで判明しました。
NEXUS-JUNGOLF
PGAティーチングプロA級が主宰する東大阪市の近鉄河内小阪駅直結のインドアゴルフスクール。初心者から100切り、上級者まで。あなたのお悩みをFlight Scopeオフィシャルアンバサダーであり、TPI(タイトリストパフォーマンス研究所)G2認定者、べすとびじょん式ビジョントレーニングプロフェショナルトレーナーそしてコグトレ®など、数値と感覚との融合レッスンであなたへおいしいゴルフのつくり方をお伝えします。
これは判らないはずです。
さて、後方では、全く問題がない。
ご本人も、ゴルフスイングを熟知されていらっしゃいます。素晴らしいスイング軌道です。後方からは…
全面に僕が移りました。
そこで判明したんです。
「ハンギングバック Hanging Back」
とはいっても、動画でそれもスローでじっくりと見ないと判らないくらいなんです。
ハンギングバックの症状がある方の弾道は、ヘッドのアッパー軌道でのトップやトゥヒットの確率が高いのですが、ほんの一瞬の状態なので見つけることはほとんど不可能だったんです。
練習量の賜物なのでしょう。本当に一瞬だけなので、それも前方からスロー動画で見ないと判らない。
レッスン動画で色々と試していても、これは、まさかというか、個々を見破れって至難の業だと思いました。
ハンギングバック Hanging Back
大げさにするとこの動き。
ただ、インパクトからフォロースルーにかけて左足がつま先立ちになって後方に寄って行くのが判りました。
最近では、スイング中、左かかとがズレる動きでもある動きをしているのであれば全く問題ないんです。
それは後ほど、お伝えしますが…
ご本人にお伝えしました。
これがエラーでした!
いや~どうして左が滑っていくのかが判らなかったんですが、これが原因なんですね!
ご自分でもこの現象自体はお判りになっていました。
しかし、これがあの「ちょっと落ち際のドローボール」の原因だとは、全く考えていなかったということになります。
フェードボールを打ちにいっているのに、フックになるとダブルクロスになり、ここぞ!というときに出てしまうのでそこから、崩れていくんです…
また、同じことになると…
上級者あるあるです。
ボギーは出るもの。でももうあと140yっていうときに持ち球のフェードボールで狙っているにもかかわらず、想定外のダブルクロスは、ダブルボギーへとメンタルが…
不安を抱きながらになると、もう不安の不安、恐怖へと変わっていきます。
ドライバーでのOB癖がある人の中には、右にOBしたら次は左にOB。
これもあるあるです。
さて、レッスン開始です。
まず、どうしてハンギングバックが起こるのかをお伝えしました。
左足の股関節の内旋の問題です。
まずは、ちょっとこんなストレッチしてみましょう!
ということで、左右の股関節のストレッチをお願いしました。
ほんとだ!
右は動くけど、左は動かない…
驚いていらっしゃいました。
では、どうぞスイングしてください!
前方からアフターの動画を撮りますので!
バシッ!
バシッ!
マジですか!
自分でも判ります!
左足の壁!
これが壁ですか!
壁なのかどうかは、イメージですがちゃんとフェードになってますし、
ミスショットは、すべてプッシュ気味ですよね!
では、もう一つこのドリルをお試しください。
ただこのクラブを45°に下に置くだけでいいので!
バシッ!!
バシッ!!
どういうことなんですか?
めちゃくちゃ芯にしか当たらなくなったんですが!
これで例えば、下半身の動きを覚えるドリルです!
レッスンは受けてください
全くレッスン動画では治らなかったことが、たったこれだけのことですか?
もう少し、早くレッスンを受けとけば良かった…
確かにレッスンを受けていただくことは、修正の早道だと思いますが、
これも偶々だと思うんです。
レッスンを受けるタイミングってあると思うんです。
数回後のブログでご紹介しますが、コーチングをする上でどんな目標をご自分で設定されるか?
これが、明確に設定されているとゴルフというスポーツ、またそれ以外の仕事やプライベートまでも良くなるらしいのです。
まずは、レッスンを受けるという行動を始めてください!